日々徒然
2019年11月01日
弁護士 入江秀子が日々の雑感や感じたことなどを綴って参ります。
官僚の知人が上司から言われて救われた、という言葉です。
省庁間の折衝で、厳しい局面に臨んだ時・・・・・。
(数年前に、「官僚たちの夏」というドラマが放送されていましたが、
熱い思いを持った官僚は、まだ日本にも健在のようです。)
自省の守るべき人々の利益と他省が守ろうする人々の利益との対立。
進退両難で突破口が見えない状況の中、
誰もが暗澹たる思いで焦燥感だけがつのって行く中、
「ま、何とかなるよ。」
その言葉に、肩の力が抜け、気持ちが明るくなり、思考も柔軟になって
難局を乗り越えられたそうです。
私も時々、物事に行き詰まったかに感じたとき、この言葉を思い出しています。
気持ちを上向きにさせる呪文のように。
案外と、巻き返しの良いアイデアが浮かんだりします。
ちなみに、似た言葉でも、
「なるようにしかならない」
では、かえって不安かも知れません。
でも、これもまた真理かもしれません。