事務員便り
2024年10月03日
こんにちは、スタッフI(アイ)です。
回想受講記、今回は、特別講座(弁護士会館、裁判所見学、座談会編)の体験記です。
午後は、8名程度のグループに分かれて、担当の弁護士と先輩事務員の方の引率で見学ツアーが開始となりました。
昼食も、グループごとに一緒に食べたので、なんとなくメンバー同士の会話もでき、和気あいあいとしたなか、出発になりました。
新人研修だけあって、フレッシュな大学卒業したての方も半数以上いて、やる気にあふれる若いエネルギーにも接することができて、良い刺激を受けました。
弁護士会館では、弁護士会の図書館の場所や利用方法、各種弁護士会の手続きに訪れる6階の受付についての説明、会館の玄関外にある石造りの郵便ポストなどを案内して貰いました。
続いて裁判所見学。東京地方裁判所の民事受付や、2階の民事9部(保全部)の受付、通常部の書記官室、司法協会、地裁と家裁の渡り廊下や、その途中にある夜間受付窓口など、を案内していただきました。
今までも、何の気なしに通っていたところにも、あ!ここに夜間受付があったのね!など、発見することも多々ありました。
その間に、裁判傍聴もさせていただきました。
判決期日だったり、当事者が外国人の事件で法廷通訳人がいたり、刑事の身柄事件では拘置所の職員に連れられて被告人が法廷に入ってきたり、、、
本当にろいろな法廷模様を見学することができました。
半日の機会に、これだけ様々な法廷を傍聴できたのは、各グループの担当事務員の方同士で連絡を取り合って、法廷から法廷へ無駄なく移動させて下さったお陰で、ありがたいなぁ、、と思う事しきりでした。
実際に裁判を傍聴したり、裁判所の中を見学したりすると、業務に具体性が出てきてきます。
この業務がここの提出書面になるのね、、、、みたいな実感がわく。仕事の流れを知り、というところが少し理解できました。
裁判所見学ツアーから戻ってきましたら、そのグループで座談会。
名刺交換などをさせてもらいました。
なかなか他事務所の事務員の方とお話したり、お知り合いになれる機会は少ないので、貴重な経験になりました。
1日、内容がたっぷりの特別講座でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。