あおぞら通信 急がば回れ?
8月末に日本に停滞した台風10号。各地で線状降水帯が発生し、東海道新幹線は一部区間で何日も運休となりました。名古屋に住む家族が東京の実家に帰省していたのですが、どうしても名古屋に帰りたい、とのことで迂回ルートを検討することに。
空の便は運航していましたが羽田・成田発は満席。長野や富山を経由する北陸新幹線迂回ルートも検討しましたが、混雑度合や立ち往生のリスクも考え、結局東北新幹線でいったん仙台へ行き仙台空港からセントレアに飛び名古屋へ、という荒業でどうにか帰っていきました…台風や大雨の多い近年、災害への備えとともにルート選択の知識も蓄えておこうと思った出来事でした。

四谷探訪 「太宗寺」
新宿区では、区内の文化財や史跡、伝統産業を担っている職人さんの仕事場などを『ミニ博物館』として展示公開しています。その『ミニ博物館』に名を連ねる太宗寺は浄土宗の寺院でありその境内には数多くの文化財が点在しています。
文化財にはそれらを紹介する看板がそれぞれに建ててあり、正面から左回りにひとつずつ見ていくと全部の文化財を見られるようになっています。
山門をくぐるとすぐに「銅像地蔵菩薩坐像」が鎮座しています。座高は2.67m、その大きなお姿に眼が惹かれます。この菩薩像は江戸六地蔵の一として有名なお地蔵様です。
地蔵菩薩像の隣の閻魔堂には、閻魔像と、奪衣婆像が安置されています。
1月15日・16日(初閻魔)、7月15日・16日の両日は、『えんま大王縁日』として閻魔大王像や奪衣婆像が開帳されるのですが、縁日ではない普通の日には、閻魔堂の真ん中にある電灯のスイッチを押すことによって、中にいらっしゃる閻魔様や奪衣婆を金網の外から拝顔することが出来ます。大きな二尊とその迫力に驚かされます。
そこから、切支丹灯篭、内藤正勝の墓、不動尊や新宿山の手七福神・布袋尊像のいらっしゃる不動堂、願掛けの返礼に塩をかける珍しい風習のある塩かけ地蔵尊と文化財が続きます。
山門近くの看板には、「内藤新宿」の様子が紹介してあり、当時の賑わいが偲ばれます。

交通手段 地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅から徒歩3分
住 所 東京都新宿区新宿2-9-2
電 話 03-3356-7731