入江法律事務所の弁護士をご紹介いたします。

 

プロフィール:弁護士 入江 秀子

弁護士 入江 秀子

所属弁護士会

東京弁護士会

 

 

出身大学

名古屋大学法学部

 

経歴

平成5年 裁判官任官
平成23年

弁護士登録

松江仁美法律事務所入所

同所が法人化「弁護士法人淡路町ドリーム」

平成30年 同法人が「弁護士法人DREAM」に名称変更
平成30年12月 入江法律事務所設立

 

得意分野

離婚/不動産/相続

 

 

裁判官の経験と、専業主婦の経験を持つ弁護士

 司法研修所終了後は、裁判官として研鑽を積み、育児休業を経て復帰後、第2子出産を機にしばらく専業主婦になり、その後、弁護士になりました。
 専業主婦、共働き、子ども二人の子育ての経験という、結婚した女性が家庭人として経験する仕事をひととおり経験して参りました。

 

 裁判官としての職業病なのか、性格なのか、割と細かい事が自分でも気になるため、ご依頼者が実は法律的には些細なことなのに、その細かい部分で深刻に悩んでいる場合など、そのお気持ちに寄り添うことができ、また理解できると自負しております。

弁護士 入江 秀子

 そのご依頼者のお悩みが、専門的にはどの程度の悩みなのか、どのような解決方法があるのかの指針をお示しして、ご依頼者から「気が楽になりました」などのお言葉をいただくと、私も嬉しくなります。

 

 ご依頼者にとって何が幸せなのかを一緒に考え、ご依頼者がご自身で誇りを持って決断し、人生を歩んでいくためのお手伝いをさせて頂きたいと思います。

 

 

印象に残っている判決・事件

1)逆転勝訴の判決をいただきました

 賃貸借契約の成否が争点となった事件で、一審で契約の成立が認定されたのに対して、当方が控訴し、高裁で和解が試みられるも、相手方が和解を蹴ったため、逆転勝訴の判決を得ました。

 

2)全面勝訴を勝ち取りました

 不動産取引で、相手方である売主が意思無能力を主張して、取引の無効を主張した事件。当初、裁判官は相手方に同情する言動をしていましたが、諸判例を丹念に調べて摘示し、認定の基礎となる事実や事情を主張立証した結果、全面勝訴しました。

 

3)婚姻費用などにおける夫の収入額

 離婚の際の婚姻費用・養育費で、開業医(法人化)の夫の収入額が争点となった事件で、別居後に役員報酬額を抑えて医療法人内に利益を留保している点や、医療法人に賃貸している不動産収入の絡繰りなどを指摘して、当方(妻)の主張する適正金額が認められました。

 

4)妻側の持ち家で同居しているケース

 離婚を望む妻が、住居が妻の親の持ち家だったため、同居のまま協議をするも進まない、と相談を受けた事件で、一旦、妻が別居した上で、離婚協議を進めながら夫に明渡しを求め、住居を取り戻した後、離婚も成立した事件。

 

5)夫が財産を秘匿(財産分与)

 離婚事件で、夫が結婚当初から、給与明細を見せず、財産の情報を秘匿していたため、適正な財産分与が受けられるか心配して相談を受けた事件で、生活状況をお聞きしながら手がかりを探り、最終的には裁判所の調査嘱託により分与対象財産を把握して、ある程度の財産の分与を受けることができました。

 

 

弁護士として意識していること

弁護士 入江 秀子

 法律は、社会的弱者を守るツールです。

 

 社会の中には、大なり小なり力関係があります。その力関係の中では、弱者は強者に押されてしまいますが、そこを対等にしてくれるのが法律です。

 

 日常生活には、不条理に思うことが多々あると思います。そのすべてが法律で解決できるとは限りませんが、法律によって守られることもかなりあるはずです。

 

 弁護士は、そのお手伝いができればと思っています。

 

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