四谷探訪(事務所周辺情報)

2025年08月19日

 四谷三丁目の駅から15分程度信濃町方面へ歩いた道路沿いの一角に新宿区の指定遺跡「滝沢馬琴の石碑」がひっそりと佇んでいます。

 

 滝沢馬琴は、江戸時代後期、町人文化が花開いた化政文化時代に活躍した文豪です。四谷鉄砲組与力株を得たことにより、四谷に居をうつし、この地で代表作「南総里見八犬伝」を完成させました。

 

 作品の執筆中、60代後半から徐々に視力を失い、70代でほぼ失明したと言われています。しかし創作への情熱は衰えず、完成を目指して、次男の嫁・路(みち)の力を借り、口述筆記により71歳の時にこの大作を完成させました。

 

「南総里見八犬伝」は執筆期間が28年にもわたる、全98巻、106冊という空前の長編小説です。

文字数的には、源氏物語をもはるかに上回る作品となっています。

 

現在もその偉業を石碑が静かに物語っています。

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